カナの婚宴!?
自分の番かどうかもわからずに勝手に書いていますが、私の番だったら遅くなってごめんなさい。先に謝っておきます。
今日は私が愛してやまないルーブル美術館についてお話したいと思います。
とはいっても、1回しか行ったことがないのですけど・・・
知ったかぶりっこでごめんあそばせ。
私は誰が何と言おうと、フランスといえば、パリとルーブルとベルサイユ宮殿だと思っているので、ルーブルには絶対行こうと思ってフランスに行きました。
だって、フランスに行ってルーブルに行かないなんて、NYに行って自由の女神を見ないようなものじゃありませんこと?
本当はベルサイユ宮殿に行って、マリー・アントワネットとフェルゼンの愛の物語を再現したい気持でいっぱいだったのですけれど。
ルーブルにたどり着くまでの道のりは意外に簡単で、入場チケットもあっさり買えた私だったのですが、なにせ美術館の中が広すぎて・・・・・・・・・・
方向オンチの私にはどこを歩いているのかチンプンカンプン。
それでもやっと、なんとかお目当ての美術品を見て回ったのでした。
ミロのヴィーナス、サモトラケのニケ、そしてなんといってもモナリザ!!!!
やっぱりモナリザさんがお住まいのお部屋は、混んでてそのお姿を拝見するのが大変で、その周りをウロチョロしているときにあることに気付いたのです。
モナリザに向き合って展示されてる大きな絵の題名に「カナの婚宴」と書いてあるではないですか!婚活中の私としては捨て置けないネーミングでしょ。
私いつの間に結婚したのかしらん?と思ったのですが、説明文はオールフランス語・・・日本に帰ってきてからネットで調べてみると、めんどくさい説明は抜きにして、結論だけ言うとカナさんが結婚したのではないそうです。がっかり。
せっかく私の絵をルーブルで見つけたと思ったのに。
でも美術館をうろうろしてるとこんな発見もあるということがわかったので、まぁよしとしますわ。
世界中探せば、カナさんの結婚式の絵ぐらいあるかもしれないし。
香奈
犬もくわねぇぜ!
ない。
書くことがである。
普段他人のブログなどを読む癖がほとんどない。
SNSはやっているが自分ではほとんど書かない。
今回この企画のブログをずっと読んでいて思ったのは、
みんな恐ろしいほど個性というものがでるなということだ。
これは文章そのものがもつ性質でもあるのだろうが、
ブログという媒体の性質でもあるような気がする。
いや、
こんな話を始める気は毛頭ない。
ようは、字数をかせいでいるのだ。
ああ、
前回の小林氏の様なきれいなオチは付けられません。
そういえば、
彼の『亜光速回転木馬を追え』ってタイトルは
T.クランシーの『レッド・オクトーバーを追え!』から取っているのかな?
そのへん、どうです小林氏?
【小島】
亜光速回転木馬を追え
「西暦2008年。ついに、地球がブラックホールに飲み込まれてしまう…。」最近インターネット等で、そんな見出しのついた記事を目にしたことはないだろうか。
いかにもB級SF映画にありがちな、面白くもない陳腐な煽り文句である。そんな安っぽいキャッチフレーズなぞ、8/30に公開された映画「20世紀少年」だけで十分だ、といいたいところだが、一体何故、こんな物騒な話題が噂されているのだろうか。それは、「大型ハドロン衝突型加速器」の稼動開始である。
大型ハドロン衝突型加速器(LHC)とは、スイス・ジュネーブ郊外にフランスとの国境をまたいで設置されている、欧州原子核研究機構(CERN)が建設した世界最大の衝突型円型加速器である。山の手線一周に相当する円周27キロの加速器の中で、陽子を光速の99.9999991パーセントの速度で正面衝突させることで、これまで未発見だった粒子を検出する事が目的だ。出力は、これまで世界最高性能だった米フェルミ国立加速器研究所の「デバトロン」の七倍にあたる。かつてない高出力の加速器に、超統一理論の検証、質量の起源や、これまで謎とされていたダークマターの正体、そして第4の次元の存在を説明しうるものとして、大きな期待が寄せられている。データを蓄積し結論を出すまでには、まだまだ時間がかかるが、新たな世界の姿を模索するこの装置を、今、世界中の科学者が注目している。
ブラックホールのシミュレーション映像http://www.youtube.com/watch?v=BXzugu39pKM
さて問題は、その陽子の衝突の際に極小のブラックホールが発生する可能性があることだ。もしミニブラックホールの発生が確認されれば、その発見が第4次元の存在の証明につながるとされており、科学者達にとっては大成功といえる。しかし、もしかしたらそのブラックホールに地球が飲み込まれてしまうのではないか、という懸念が今回の騒動を掻き立てている原因のひとつであるようだ。多くの科学者は、仮にブラックホールが生成されても「ブラックホールの蒸発」によってそういった危険な事態は避けられると説明しているが、ネチズンはそんなことわかるもんかと突っぱねる。どうやらネット上ではいつものごとく堂々巡りの様である。アメリカではLHCの実験停止を求める訴訟が行われるも、却下されたらしい。
また、建設に膨大な資金がかかっていることに対する不満も聞こえる。「我々の血税が…こんなワケワカランモノなんかに…。どうせ軍事転用されるのがオチだろ。そんなお金、貧困問題に充てるか、鯉にくれるエサでも買ってやったほうが、遥かに有効活用できそうだな。」なぞと、ついついひねた考えをしてしまうが、やはり技術は大事だ。もし人類が、技術への信頼と投資を怠ってきたならば、我々は未だに石器時代同然の生活をしていることだろう。
フランスとLHCとの関わりは、領地に施設がまたがっているばかりではない。CERN自体はフランスの組織ではないが、900人近いフランス人科学者が研究に参加している。これは、イタリアに次いで世界で二番目に多い。日本はCERNに参加こそしていないものの、同じく大型の衝突型円形加速器を持つ国である。東京に近い実験施設ならば、筑波の高エネルギー研究所の「KEKB」がある。そして、一見すると無機質に見える技術も、それの実現が、驚くほど多くの人的な信頼によって支えていることを忘れてはならない。そして次代の科学者の育成のための研究・教育機関の整備や研究成果の交換、留学など、やはり人ありき、教育ありき、そして交流ありきである。共に、科学の地平を切り開き、宇宙の深淵を探る道すがら、仲良くやっていきたいものだ。
LHCの最初の衝突実験は、本日、9月10日と予定されている。今日が地球最後の日となってしまうのか、ご自身の目で確かめていただきたい。
LHC画像ページ http://www.boston.com/bigpicture/2008/08/the_large_hadron_collider.html
などと考えながら、今日は映画館に足を運んできました。じつはかなり前から、公開を楽しみにしていたんですよ。
ちゅうか、主人公ちょーカッコよかったな。ウソみたいなド迫力、それでもまったく不自然に見えないVFX映像技術は、まさに圧巻でした。
そしてラストは、手に汗を握るようアクションの連続、感動の結末はぜひ劇場で。
え?「ともだち」の正体? いえいえ、「ハンコック」の話です。
小林
気がつけば、いつもそこに。
今日はシャネルの口紅をひいた。
ここのところ、香水はジバンシィばかり。
そして左腕にはいつも、エルメスの時計。
わたしの身近にあるフランスなんて、せいぜいこんなものだと思っていた。
フランスに思い入れなんて、まったくない。
高1の秋に映画「冷静と情熱のあいだ」を見て以来
心はイタリアに向かうばかりだ。
だけど、もっともっとわたしにとって、なくてはならないフランスがあった。
水。
1日中家に籠もっている日は、マスカラもしなければバッグを持つこともないけれど、
水を飲まない日というのは1日だってない。
大学生になった頃からだろうか、わたしはコントレックスを飲み始めた。
美容のためというよりは、飲んでみたらおいしかったから。
味が牛乳っぽくて、カロリーがなくて、美容にもいいなんて素晴らしいと思った。
今ではネット通販で箱買いしている。
それなのに、どうしてわたしはコントレックスをはじめに思わなかったのでしょう。
こんなにもこんなにも身近で、必要なのに。
「大切なひとだから気付かなくて 見失いそうになるけれど」
という、浜崎あゆみの歌を思い出した。
FRIENDつながりで、大好きなKちゃんへ。
フランスでは40代がモテモテで「妖艶」が受けるんだって。
ブロンザーで演出する日焼け肌が必須で厚くてふっくらとした唇も重要だとか。
ソースは今週のan・an。
婚活、うまくいきますように。
【Nasa】
うつくしいくに、じゃぽん
フランスに限らず、ヨーロッパの町並みを見ると、とっても『町』としての景観の統制が取れていて、『いいな』と思う。
前回の更新で写真の貼り方を覚えたので、調子に乗ってペタペタはろうと思う。
例えば、高級別荘地、サントロペ。
映画祭の町、カンヌ。
ミモザの町、ボーム。
気付きますかね? まぁ、背景の所為もあるとは思うけど、なんとなーく家々の色・形に統一感があるのです。
町並みが古いということもあるのですが、カンヌやサントロペなど、新しいアパルトマンなどもかなりあるのですよ。
で、日本を見ると、
まあ、こんな感じが多くて、これはこれで『みんな違って、みんな良い』というか、レトロだしちょっと良い感じなんですけれど、ただ、やっぱり統一感ってほしい。
なんていうか、フランスでも統一感があるのは町の中心部だけで、市街から離れると結構バラバラだったりするんですが、結構町の中心って大事な部分じゃないですか。だって、中心ですもの。
僕は『美しい町並み』にするために、地方はもうちょい積極的に頑張ってもいいんじゃないかな、と思うわけです。そして、市民の皆様も、『うちはピンクの壁がいいの!』とか、『あたしは赤い屋根のおうちがいいの!』とか、『我が家は壁全部ガラス張りがいいざます!』とか、そういうのやめて、『お隣と同系色に合わせる』『屋根の角度と、家の向きくらいはお隣と合わせる』なーんてしていくといいんじゃないかと思うんですよね。
これは、国よりかは地方が率先すべきですよ。地方色が出せれば観光にも生かせるじゃないですか。中途半端に古い町並みが残ってたりなんかした場合、いっそ新しい建物の方を壊して、木造家屋を建てて『〜〜の小京都』とかいったほうが観光客も集まると思うんですよね。
駅前だけじゃなくて、せめて『都市』『住宅街』と言うところにおいては、何かその町の空気みたいな、雰囲気みたいなものを作れると、素敵じゃないでしょうか。
猥雑とした感じがアジアらしいというのも、まあ、そうなんでしょうけども。
何でこうも日本の住宅には統一性がないのか。(ニュータウンも一歩その会社の分譲しているところをでたらまるで違う風景なので、これも統一性がないとみなします)。
たぶん、一つは、材質の問題。もともと日本家屋は木の家。長いこと持たないから、新しいものにせざるをえない。
二つ目に、新しいものにしたときの、個人的思考の問題。
つまり、日本は物を大切にしないとかじゃなくて、石造りに比べたらどうしても耐用年数というか、そういうのが短いんですよね。そしたら、直しながら使うよりも立て替えた方がいい場合が多くでてくるわけで、そのときに景観だなんだよりは、自分の意思を尊重するわけで、その結果まあ、統一性に書ける町並みが出来上がると。
日本でも京都とか、地方でも歴史地区、例えば埼玉だと川越なんか、かなり古い町並みが残っていて、そういうのをみると結構統一性もあり綺麗ですよね。
ある程度の豊かさがあるとみんな好き勝手しはじめてバラバラになる。文明・豊かさの負の一面ではないでせうか。
家なんてすぐに建て替えられるものじゃありませんし、もうバラバラな町並みになってしまっているわけですから、百年先を見据えて、例えば色とか、玄関の向きとか、ある程度指定された家を建てた世帯やマンションには数%の補助金を出すとか、そういうことしていかないと『美しい町並み、ニッポン』にはならないでしょうね。
美しくするとなにがいいって、……気持ちいいじゃないですか。
(おおた)
「イヤだ」と思うか「面白い」と思うか
国際交流サークルに入っているからだろうか、僕は最近「外国人と交流が出来る(出来そう)なイベント」に片っ端から参加しようとしている。この企画もそのひとつだ。
とはいえ、僕の頭での「フランス」という国は、「のだめカンタービレ」と友達の留学先というイメージしかない。だから、個人的に国際交流についての僕の考えを述べてみる。
タイトルにも書いたとおり、国際交流はお互いの違っている部分を「面白い」と思うことだと思う。この言葉は『ダーリンは外国人』という本から引用させていただいた。
よく、僕の周りで「外国人は○○だから…」といって何かと外国人を嫌がる人を見かける。
(もし、自分はちがう!という方がいたらごめんなさい。あくまでも僕の身のまわりの人を見てそう感じているだけです。)
なぜそう外国人をひとくくりにして考えるのか。外国人でもやること・考えることは十人十色ではないか。
その違いを拒絶し、自己を正当化しようとする人は僕は嫌いだ。
もちろん国が異なれば文化も違う。だけど自分の文化と相手の文化の違いをなぜ認めようとしないのか。そんなに自分と異なるものに触れるのはイヤなのか。
違いを拒絶するのではなく、認めようとする時、人は初めてその違いを楽しめるようになるだろう。それが本当の「国際交流」の姿といえるのではないか、と僕は考える。
【高橋】
仏蘭西電力物語
私にとって、フランスといわれてまず思い浮かべる事は、まず、原子力との関わりだ。
フランスの総電力を生み出す電源の、実に79パーセント近くが原子力であるという。これは、他国のそれと比べると、圧倒的だ。
原子力発電の開発が進んでいるといわれる、日本の電源別の原子力発電の占める割合が26パーセント前後である事を考えると、これは異様に高い。
要因としては、政府のエネルギー自給率を高めるという政策と、それを可能にした豊富な埋蔵ウランによって、積極的な原子力開発が推し進められてきたという点が挙げられる。ヨーロッパ全体の三分の一の産出量を誇る埋蔵ウランにより、98パーセントと高い石油の輸入依存とは裏腹に、全体の輸入依存度は50パーセント程にとどめられている。日本も石油依存度は同じく高いが、全体輸入依存度は82パーセント程だ。日本なんて…石炭とか軽油しか出ない…。ずるい…。
しかし、原子力のように、常に安全性の問題が付きまとう資源に頼る以上、リスクと向き合わねばならない。そもそもフランスは核兵器の保有国でもある。高いエネルギーが時として、膨大な損害と凄絶な被害をもたらす事は、すでに歴史が教える必然だ。フランスでは、原子力エネルギーの運用と安全性の問題に高い関心を持っている人間も少なくないのではないかと推察する。
フランス国内の、核施設や話題の高エネルギー施設に対する関心、政府や各機関が国民からの理解を得るためにどんな取り組みをしているのか、そして、とりわけ若い世代の人間の意識と活動についてを、ぜひ今回の交流企画で覗ってみたいところだ。
小林